「人の気持ちが分かりすぎてしんどい」

さて、あなたは

『人の気持ちが分かりすぎて』→『しんどい』 と思っています。

ですが、この状態・状況には少し補足する必要があります。

『人の気持ちが分かる』 ことはしんどい状況というわけではないのです。

「え!しんどいじゃないですか!」 と思ってしまうあなた、あなたを責めているわけではありません。あなたのしんどさ、は本当だと思います。

もう少しカウンセラーとして確認したいのは、

『人の気持ちが分かる』ことによって、何かあなたを駆り立てるものが存在してるのではないかということです。

そうですね、例えば、

「この人がハッピーでないとダメだ」とか「この人の機嫌を損ねないようにしなきゃ」というように、相手の感情や機嫌に対してあなたは知らず知らず責任をとって(この人が笑ってくれるように、可笑しな話をひねり出したり、世話を焼いていたりといった)行動をとっているのではないでしょうか?

もしくは「なんとかしなきゃ」と思うものの、どうして良いかよく分からず気疲れだけたっぷりする状態であったりするかもしれません。

又あなたが、いわゆる『不機嫌、怒り、嫉妬、悲しみ、などに代表されるようなネガディブなもの』を否定していたり、抑圧している場合であったり、『ポジティブでいなきゃ!』と思っている場合は、『目の前の人が不機嫌』な場合はとてもつらいでしょう。

「そんなネガティブなもの、好きな人なんていないでしょ。」と言いたくなったかもしれません。

確かに目の前に(グループの中などでも)『不機嫌な人』がいるのは心地いい状態ではないでしょう。

そしてあなたのエンパス度やHSP(繊細な人)度が高いと一般の人に比べてそのつらさは跳ね上がります。

(周囲の人たちや目の前の人に同化しやすいエンパスにとって、良い雰囲気の人や物との関わりを大事にするのは重要です。でも仕事上などで色んな人と関わらねばならなかったりもしますし、たとえ好きな人との関わりであったとしても、その人が『ネガティブ』な状態であることもありますよね。)

そんなときに、もう一度理解してほしいのは、

目の前の人が不機嫌 → しんどい

ではなく、

A:目の前の人が不機嫌 → B:(例えば)機嫌とらなきゃ! →  C:しんど~~~

という状態になっているということです。このパターンにおけるBという行動(反応)をあなたは多くの関係性の中で、何十年も繰り返し行い、何十年分疲れているはずです。

ポイントはAではなく、Bという行動(反応)をし続けてきたことであなたは『もう疲れた~~!』状態になっているということを覚えておいてください。

かくゆう私も同じ悩みを持ち、このテーマを自分のカウンセラーに話すまで、〇〇という反応をしている自分に気づけませんでした。それくらい、自分にとってあまりにも自然な反射的反応だったわけです。

そしてこれをなぜ私が重要視しているかというと、Bのあなたの心の反応に、あなた独自の理由が隠れているからなのです。

まずはその独自の理由をカウンセリングで質問してみてゆきます。

なぜBという行動をとるのか、Bという行動をとってしまうのか、知りたいですよね。そこを出発地としてあなたの心の旅が始まります。