エンパス・HSPの永遠のテーマ 自己と非自己を分ける力を育む

健康を保つためには、自己と非自己を分ける力が不可欠です。

例えば、体に病原菌が入ってきそうになった時に、くしゃみやせきをしてそれらを体に入れないようにします。又体の中に入ってしまった時は、痰として出したり、吐いたり下痢をして体の外に押し出します。

健康であればあるほど、非自己に対する認識が高まり、変なものを食べてしまった時は腸から脳へ吐くよう命令が出されて「吐く」ということが出来るようになります。

私自身、かつては「吐く」ということがあまりなく、食あたりした時は痛いお腹を抱えていたのですが、最近は繊維質のものを多く摂り、味噌や自家製のぬか漬けを積極的に摂っていることも手伝ってか、体に合わないものを食べた時に「吐く」ということが出来るようになって嬉しいです。(何かマニアックな喜び方ですね~笑)

さて、体と心は繋がっていますので、心においても、自分と他人を区別する、他人からの影響を小さくすることはとても大切です。(境界線問題)

エンパスやHSP(Higly Sensitive Person)にとって、これはまさに永遠のテーマです。

HSPは、幼少期の家族関係で苦労した人が多いです。元々繊細だった可能性もありますが、両親の不仲やDVなど、安心できない環境で育つとその繊細さは高まります。

共感力の高いエンパスは、共感力を司っていると言われる脳のミラーニューロンが異常に発達している人とも言えます。

ニワトリが先か卵が先かは分かりませんが、家族関係で苦労した人やHSPが必然的にエンパス能力を高めた可能性もあるかと思います。

さて、大人になった私たちが自分の望む人生を生きることや、自分を大事にし、健康に生きていく上では、自分と全くそぐわない他人の意向や、他人の感情などを自分の中に入れないことが必要になります。

そのための行動やワーク(取り組み)として、
一番抵抗の低いお薦めは、グラウンディングです①

その次は、〇〇してあげなければ、などと思ってしまうことに至った「ある傷ついた出来事を振り返り・その時の感情を解放してあげる」ことです②

罪悪感へのワークも重要です③

そして長期的にやるといいのは『幼少期の傷ついたインナーチャイルド』へのワークです④

これは一見するとつらいので、やりたがらない人が多いです。しかし人生を通じて休み休みでも、チョボチョボでも、全然構わないので取り組んでいくと本当に心が楽になってゆきます。
又現在の苦しみの根元に必ずインナーチャイルドがいますので、会いに行かなしゃーない構造にはなっています。
(セラピストとしては、クライアントさんがインナーチャイルドの存在を否定してしまったり抵抗が強い場合は、無理強いはせず、別のアプローチをいたします。トラウマの再体験になる場合だととても怖いですからね。)

①②は一人で行うこともできると思います。②は辛かった時の感情を飽きるほど感じ切ることが大事ですので、フォーカシングやEFTを使うと良いでしょう。

③④はセラピストと共に取り組むことをお薦めします。

エンパス・HSPともに健全な境界線作りは苦手ですが、とても重要である理由は、体の健康とも密接な関係にあるからなのです。

自己と非自己、しっかり分けていきましょう。

 

bara
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