さて、個人にはそれぞれ体質というものがありますので、Aさんに合う食べ物がBさんには全く合わないということが起こります。
基本的な吸収力&土台力のおはなし
又更に、身体に良いはずの「酵素」や「玄米」「スーパーフード」etc…の良さを実感できない人がいます。身体に良いはずのものを食べても身体に変化がおこらない、ピンとこない時、(物によっては合わないという体質の問題もありますが)それはあなたに吸収する力がないということを表します。
そういう場合、あなたがいくら身体に良いと言われるものを買って食べても、お金を無駄に使うだけになってしまいます。(これはかつての私です)
そんな時は、あなたの中の受け皿、腸を育てるということを先にする必要があります。
(何度かメールマガジンでお伝えしていますが)
まず簡単に出来ることは、
食事する時、胃の負担を減らすために水分をなるべく摂らないことです。(この方法は、胃の分解力を上げます。私個人的にはもっと早く実行すれば良かったと思いました)
又日本古来の天然の発酵食品を摂ること。
おススメは自家製のぬか漬けです。味噌汁を毎日食べることも重要です。(ヨーグルトは身体を冷やしますのでお気をつけください)是非、原料に添加物の入ってないものを選んでください。基本的に私たちの身体は天然でないもの(食品添加物)を解毒することが出来ませんので、身体に蓄積されてしまいます。ラッキーな人は皮膚の発疹として出てきます。←こういったことをどうすればよいかは又セミナーを開きますので興味のある方は是非ご参加ください。
そして一番気を付けてほしいのは、抗生物質の摂取をなるべく避けるということです。
なぜか?
抗生物質を摂ると、全ての良い腸内細菌が死滅するからです。私の知り合いにすぐ病院で薬をもらう人がいますが、しょっちゅう免疫を落として食あたりや胃腸炎になっています。そこで更に新たな薬を飲むと悪いサイクルに入ってしまいますね。
病気になった人にはきちんとした休養をとらせてあげられる社会も必要ですね。薬を飲んで会社は休まずに行くべし、というマインドが蔓延していますが、それは問題です。薬を飲むことによって個人の体は弱体化してしまうからです。
ーただ、耐えられない痛みにも我慢して薬を摂るべきではないというつもりはありません。生活の質(QOL)のための薬も必要なことはあると思います。
身体の腸活と作物の土作りは同じ!
腸活の話をしましたが、私たちの腸は、作物を育てる土と同じなのです。
痩せてなんのミネラルもない、ミミズもいないような土を想像してみてください。そこにどんな良い種を植えても、どんな美味しい作物の苗を植えても、土台である土が良くないと、良い作物は育たないのです。
土台がとても大事ということは分かって頂けたでしょうか。
こころの土台作りを考える
では、ここで、こころの土台作りを考えてみましょう。ここではHSPやエンパスに限らずみなさんのこころの土台について考えます。
『私』と『他者』を分ける、境界線の話と少し似ているかもしれませんが、少し違います。
(参考ブログ記事; 境界線を作ることは壁を作ること?)
こころの場合の土台作りでは、
「その考え方や体験をどんな風に私の中に取り入れようかな」とか
「そのセラピーやワークを取り入れて前進しよう」といったことを、
私が主体的に、検討したり決定するための、土壌や熱、又ワイルドな咀嚼力というものが必要になってきます。
こんな風に考えてみてください。
穴あきのお皿に何かが載せられても、穴から食べ物が抜け落ちてしまうでしょうし、
冷えたお皿に食べ物がポンポンと載せられているだけでは、食べ物はそのまま冷えて腐っていくだけでしょう。
それなりの温かい器があると良さそうです。そしてそこに火があると食べ物(考えやセラピー、ワークなど)を更に煮込んで美味しくすることができます。
温かい器や火は、愛やパワー、自己と少し近い感じがします。
「ああ、私には愛もパワーも強い自己もない」、と悲観しないでくださいね。
セラピストの私から悩みを持つクライアントさんを見ると、ないのではなく、それらが隠れていたり、見つけていないだけだったり、シンプルに使いこなせてないだけだったりすることがほとんどです。
特にパワーがないと思われている方!!どんな悩みを持たれていようが、健康問題を抱えていようが、パワーがない、という方は一人もいません。鬱の人であっても、どえらいパワーの持ち主だったりするんですよ、うまく使えてないだけで。
話は戻りますが、
鍋のような器にフタがあると、より圧力がかかって美味しいものが出来ますよね。
カウンセリングでいうところのフタが時間やお部屋、金銭などの枠になります。
(良い変容のためにはフタ=枠は不可欠です)
★私はこの地球で生きて行くんだ
★私は自分の身体を愛する
★私の生い立ちはクソだったけど(!)これからたくましく生きて行くぞ
と未来を見据えたコミットメントも必要なんだと思います。無意識レベルにおいても、そうコミットするためには、人によっては時間がかかるかもしれませんが、こころの土台を作るためにはかなり重要だと思います。
そしてこの基本的な土台がないと、カウンセリングでどんなセラピーも、どんなワークもピンとこない、効果がないということになる可能性があります。
「よし、土台作りをするぞ!」というコミットメントもすごく良いですね。
(何十年も苦しんで来た方が、一度のセラピーや数回のセッションでどえらい変化を求めるという場合もあります。繊細な変化を評価しないということでもありますが、自分を厳しくみてしまうというのはクライアントさんにはよくあることです。)
やっかいな番外編
☆この私(病気など)を通じてあいつに復讐してやる
という気持ちを持っている存在があなたのどこかにいる場合もあります。
スプリットです。これに関しては又記事を書きたいと思いますので今日はこの辺で。
エンパス・HSPのための土台作りプログラムを提供しています。

土台作りのためのイメージワーク・健康相談も含めたホリスティックなセッションも行っています。